美味しく食べるコツ

おいしいお米を買えばおいしいご飯が食べられると思っておられる方が多いようですが、それは違います。実はお米は保存法と洗い方、水加減、吸水次第で大きく味に差が出てしまいます。

お米は乾燥された保存食で、いつでも同じ味が楽しめる、とお思いでしょうが美味しさの観点からこれはNGです。お米は生鮮食品なのです。お米は精米されてから時間の経過に比例して味が落ちていきます。目安として、夏場は3週間以内、それ以外は1ヶ月で使いきれる量の購入をおすすめします。

買ったお米をその袋のまま口をあけて、口をクリップなどで留めてキッチンの床やシンク下に直置きしていませんか?お米には水分、湿気が大敵ですので、先ず密閉できるペットボトルなどの容器に移し替えることが大切です。またお米は低温で湿度が低く、日の当たらない風通しの良い場所が保存に適していますので、常温保存よりも冷蔵保存の方がより美味しくいただけます。ペットボトルに入れて、冷蔵庫の野菜室で保存することをおすすめします。冷蔵庫(5℃前後)で保存すると10週間ほど酸化を抑えられます。お米を使い切ったら、新しいお米を入れる前に保存容器をきれいに掃除しましょう。糠が残っていると虫が発生しやすくなります。

洗米

お米はゴシゴシ研ぐというよりも、たっぷりの水でさっと洗うようにします。精米技術の向上で、米と米を擦り合わせるように研ぐ必要はありません。

まずボウルにたっぷりの水をはり、計量した米を一気に入れます。(米に水を注ぐようにすると、吸水にむらができるといわれています)1回目の洗米は、米がぬか臭くならないようにするため手早くさっと洗ってすぐに水を捨てます。後は水を3~4回ほどかえて洗います。水が完全に澄むまで洗う必要はありません。

水加減

基本的には炊飯器の目盛り通りの水量ですが、柔らかめ、固めはお好みで水加減を調整してください。また、新米は古米に比べて水分量が多いので、若干水を少なめに、逆に無洗米の場合は多めにします。

吸水

最低でも、夏30分、冬2時間程度は吸水させるようにしましょう。この吸水時間で炊きあがりにかなり差が出ます。しかし、吸水時間が長ければ長いほど良いというものではありません。洗ってすぐに炊かなければならない場合は、水ではなくぬるま湯に米を浸して炊いてください。